自分一人では背負いきれない問題や、
とにかく相手に聞いて欲しい願い事、
どうしても手を貸してもらいたい状況など。
本当に頼み事を聞いてもらいたい!!!
と切望する瞬間ってありませんか?
しかし、人は薄情なもの。
周りの人間がそう簡単に親切な対応をしてくれる人ばかりではない場合もありますよね。
そこで今回は、
ここぞ!というときに、人に頼み事を聞いてもらいやすくなる方法について
心理学の観点からいくつかお話ししたいと思います!
関連記事:周りの人によく話しかけられやすい人の特徴って?顔?雰囲気?
人に頼み事を聞いてもらう方法
・先に無理な頼み事をする
無意識のうちにこれを実践出来ている人も多いかと思います。
例えば、どうしても友人にお金を借りたい時、
「1万貸して!」と言ってすぐに「OK」を出す人がそう多くないとします。
そこで、先に「お金を貸して欲しい!10万貸してください!」と頼むのです。
すると1万円ですら渋る友人なら当然却下するでしょう。
しかしその後に「1万でいいので貸して欲しい!」と
ボーダーを下げた額を提示するのです。
すると、普段なら1万円でも渋る友人が、
ボーダーを下げられたことにより、心のボーダーも下がり、
了承する確率が格段に上がるのです。
これは他の事例や事柄でも実験され、
心理学的に有効な方法として取り上げられています。
この方法を会得してしまえば、仕事での取引などでも十分に使える方法になるので、
目先の頼み事だけを考えるのではなく、
一つの業として頭の片隅にでも置いとくことをオススメします。
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・電話中を狙う
次にご紹介するのは、
電話中や仕事中など、人が他の何かに集中しているところを狙う方法です。
人は「ながら作業」という「何かをしながら」ということに滅法弱いです。
何か別のことに意識がいっていると、
冷静な判断能力が欠かれ、普段なら”NO”を出す事柄でも、
咄嗟に”OK”を出してしまうことが多々あります。
例えば、ティッシュ配りなんかでも、
ただ歩いている人にティッシュを渡すのと、
電話中の人の前にティッシュを差し出すのでは、
同じ時間で倍近くのティッシュを配れる、なんてデータもあるそうです。
・食事中を狙う
上記のように「~ながら」と狙うという点で重複しますが、
食事中の場合は理由が少し違います。
人は精神的に満足しているときの方が、
人に優しくなれるのです。
仕事で疲れてとても眠いときに、「今週末に町内の掃除よろしくね」、と言われるのと、
食事をしていてお腹が満たされているときに同じことを頼まれるのでは、
少し考えるだけでも結果の違いが見えてきませんか?
相手に頼み事をするときは、
相手の精神状況の良いときを狙うのも一つの作戦なのです。
・誠心誠意頼む
ここまで、色々とあざとい方法をご紹介してきましたが、
結局のところ、相手も自分も同じ人。
相手の状況や精神状態なんか全て取っ払って、
誠心誠意頼み込むと意外とあっさり承諾してくれたりもあるかもしれません。
日本人はとくに、相手の真剣さや、
心からのお願いを無碍には出来ない性質なのです。
上記の方法を駆使するも良し、
何も考えず心から頭を下げてお願いするも良し。
あなた自身の良かれと思う方法で、
自分の頼みを聞いてもらえるよう頑張ってみてください!
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